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「日本酒」 の原点を見つめ直し 違うアプローチで愉しめないか。

最近の日本酒の楽しみ方も多様化し、ワイングラスやシャンパングラスなど、 自由な飲み方でいろんな料理にも合い世界中で人気があります。

そんな日本酒を違うアプローチで愉しめないか。

大阪の町工場で100年超の歴史を歩んできた中川鉄工では、 得意の薄肉切削で難削材であるステンレスの特性を活かした、 これまでにない製品を模索していました。 プロダクトデザイナーの鈴木康祐氏(Breath.Design)と 真っ向から向き合い、日本酒をいかにして愉しめるのか、連日新しい形状を 作っては呑み、ヘロヘトになりながら、一つの完成形を目指しました。 そこで思いついたのは「じかに日本酒を触ることができないか」と言う発想。 薄肉切削で飲み口を極力薄く加工し、他の酒器とは違う感覚で日本酒を感じる ことを目標に、試作を繰り返し、たどり着いたのがshitatariのデザイン。 一見切削加工で製作することがむずかしそうなディテールでしたがその答えは 意外と早く、中川鉄工の薄肉切削技術で難なく解決し、 想定したデザイン通りの削り出しを実現しました。


  • shitatari 1
  • shitatari 2
  • shitatari 3

Product Spec

外寸 Φ80×H60(酒器Φ50×H55)
重さ 276g
厚み 飲み口部 t0.9
容量 約90ml(酒器/受け皿)
材質 ステンレス

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